今、3月のライオン ネタバレ 9巻 ガチ涙腺崩壊です。

今、3月のライオン ネタバレ 9巻 ガチ涙腺崩壊です。
なぜかというと、メッチャ人間ってイイな~って思わせてくれるからです。

だから、3月のライオン ネタバレ 9巻 は将棋をまったく知らない人たちからも絶賛されています。

本当に、羽海野先生は将棋を知らなくても両若男女誰の心にも響く
「手塚賞」を受賞されたのは伊達じゃない、さすがな描き方をされています。

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この記事も、3月のライオン【9巻】について語っていこうかと思いますが、
ザックリまとめてしまいますと、
ヒナちゃんのいじめ問題が収束に向かいつつあり、
さらに前進していこうと前を向き始める様子が丁寧に描かれていました。

3月のライオン【84話】「夏休み①」

3月のライオン【84話】では、
いじめの首謀者の高城への学年主任の対応について描かれます。

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学年主任は教育者として
真っ向から向き合って、
高城の自身に本人の言葉で回答を出させようとしていました。

いじめにおいては、
加害者本人が全く罪の意識を持たないのでは意味がありませんよね。

学年主任は一方的に届かない言葉を押し付けようとはしませんでした。
むしろ高城が自分自身を見直すきっかけになればという気持ちだったのでしょう。

このあたりは、現実のいじめ対応でも問題解決のよりどころになると思いました。

哀しいことに、中々そうはならないですが・・・

3月のライオン【85話】「夏休み②」

3月のライオン【85話】では
ヒナちゃんは、零くんがなぜ将棋の道を選んだのか聞きます。

ヒナちゃん自身にも、これから先の進路と”やりたい事”について
思うところが生まれてきたからです。

零くんが両親と妹を事故で亡くし、
将棋が好きだった父親の親友に引き取られ

「将棋の子」になった回想
がシーンが少しあります。

零くんは、ヒナちゃんの気持ちを紛らわそうと、
自分が学校内で唯一心を許せる居場所の

将科部の夏のイベント
に招待しました。

大がかりな「流しそうめん」を作った野口先輩
先生と間違えられるというお約束があります。

1年の時の担任の林田先生
後からモモと一緒に来たあかりを見て一目ぼれしてしまいます。

それにしても零くんって、こういう行動的なところもあるんだけど、
やっぱり多少ズレているところが良い味を出してますね。

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楽しそうな零君や、温かい将科部メンバーや顧問達との触れ合いで

ヒナちゃんはこの学校を受験したいと思い立ちます。

元気がなかった彼女が少しずつ笑顔を見せるようになり、
前を向こうとした瞬間です。

本当の意味で立ち直るきっかけは、
これだったのではないだろうかと思わせる
お菓子作りに精を込めようと気合の入ったヒナちゃん。

3月のライオン【86話】「あたらしい年」

3月のライオン【86話】では、
ヒナちゃんは、大分遅れて受験勉強に取りかかることになります。

ヒナちゃんの勉強を見てあげる零君ですが
二人だけの時間を過ごしても、
お年ごろなのに、何も起こらないのもホッコリするところ。

あかねさんのお夜食(甘やかしうどん)も本当に美味しそうですが
なによりも一番印象に残ったのが

ヒナちゃんが真剣にお金の問題と向き合っていた事です。

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ヒナが通いたいと決意したのは私立高校なので
公立高校と比べたら経済的負担は大きいはずです。

じいちゃんの相米二(そめじ)は、
ヒナの悩みをちゃんと受け止めてくれます。

これにはグッときました。

これまで頑張ってきたヒナちゃんのことをちゃんと見て
認めているんですね。

じいちゃんは、この子なら大丈夫だと信じ
決断をしたのだと思います。

学生でも親に金出してもらって学校とか行けてる人は
ちょっとは考えて欲しいですよね。

3月のライオン【87話】「経る時」

3月のライオン【87話】では、

おじいちゃんの相米二(そめじ)の心境
を描いてます。

70~75歳位ではないかと思われるヒナのおじいちゃん。

そりゃあずっと立ち仕事な上、
イベントであんな無理しちゃ身体に障ることでしょう。。

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孫想いで暖かくて、それでいて厳しいが、本当に良い人だよなぁ。

そして、年齢を感じさせないこの覚悟!

見習いたいです。

“3月のライオン”がただの薄っぺらな漫画では無いのは
こうしたキャラクターの存在があるからと言っても過言ではないでしょう。

ヒナちゃんは
プレッシャーのせいでしょうか?
熱を出し寝込んでしまいましたね。

幼馴染で淡い思いも感じていた高橋くんが
野球に打ち込む為に四国に行ってしまうことも原因?

零くん、口を滑らせて後悔します。

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恐らくこれがヒナちゃんにとっての初恋で、
初めての失恋
だったのではないでしょうか。

なんとも甘酸っぱ~い。

そして、自分の傍にいた人たちが居なくなってしまったことを振り返ります。

そして零くんがヒナの看病を・・・
あぶない?ことは何もないですね。

そして、受験結果は・・・。

3月のライオン【88話】「春が来る」

3月のライオン【88話】はドキドキしましたが、

ヒナちゃん見事合格
でした!

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いやぁ、ヒナちゃんの嬉しそうな表情が良いですね。

87話で少し気になる展開になってきましたが、

もうすでに川本家の人たちにとっては零くんは「家族」。

そして、零くんはヒナの勉強を見てあげながらもシッカリとB2へ昇級!

自分のしたことは間違っていないと、不安な気持ちの中でも

「自分の心の舵」
を離さなかったヒナちゃんの中に、自分に無い光を見つけたのです。

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「僕の一部分は 間違いなく あの日 彼女に作ってもらった」

家を出てから久し振りに義父に会います。

降級を免れた零の師匠で義父の幸田。

「前回の続きができるかもしれないな」

「はい お父さん」と答える零

ふたりの影が寄り添い歩いている後姿がありました。

ここでも「家族」を考えさせる展開でした

3月のライオン【89話】「三日月町の子」

3月のライオン【89話】は、
高橋君が高知に発つ前にと、零はヒナをもんじゃに誘います。

もうすぐいなくなる高橋君への思いは切ないです。
行ってほしくないが、高橋君が進むと決めた道。

何度も泣きそうになって息を止めたひなちゃん。

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そして、春まつりの日が訪れます。

「三日月堂」の出店の屋台の準備も万端です。

神社の鳥居の下の階段には、
いつも高橋君が練習の帰りに買い食いをしていました。

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そんな光景を思い出し、ヒナちゃんはまた切なくなるのでした。

「でも見送りには行かない。」

「私もここで頑張るよ、高橋君。」
そう、君たちは「三日月町の子」なんだから・・・

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翌日、ヒナちゃんが髪を切ると言いだしました。

子供だった自分に別れを告げる「伝説の儀式(?)」

ところが、カットに失敗!

こけしの様なヘアスタイルに。

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「もう外でない!」
と引きこもり宣言するヒナちゃん。

3月のライオン【90話】「死神と呼ばれた男」

3月のライオン【90話】は、
ヒナちゃん回からまた零君の将棋モードに話が戻ります。

横溝さんのいかにも落ち込んでいる姿から・・・。

滑川臨也七段は、文字通りの意味で死神でしたが、・・・

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でもこの人のインタビュー記事を読んで「誤解」され易いだけなんだと判りました。

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零からそれを教えて貰った先輩棋士のスミスと横溝さん

「こんど吞みに誘ってみっか」

「でも、こえ~よ」

自分がこういった人の気持ちがわかる気がして・・・
わたしもきっと人間が好きなんでしょう。

3月のライオン【91話】「家族①」

3月のライオン【91話】は、今度は別の「家族」の話の導入部です。


人知れずひたすらに努力をして来た棋士・土橋健司九段と
それを陰で支えて来た家族。

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土橋健司九段は第70期名人戦の挑戦者となり宗谷冬司との対局に臨みます。

それから、もう一方のメインの「家族」の話です。

あかりの言葉を借りると零くんは「家族」なのだそうです。

叔母の美咲は「恋なんてもろいもの」に戻すには至難だと・・・

零くん、どうする?

3月のライオン【92話】「家族②」

3月のライオン【92話】では、新幹線で福岡に向かう車中の土橋九段の姿。

まるで映画のイントロのワンカットの様です。

島田八段をしても「努力の人」だと言わしめるほどの努力家・土橋健司九段。

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土橋九段は、飛行機を使わないんですね~
読んでいる人にはわかると思いますが、ここにも理由(わけ)があるんですよ。

「飛行機が苦手」と思っている人もいるみたいですが・・・

隈倉健吾(くまくら けんご)と宗谷の名人戦や
柳原朔太郎(やなぎはら さくたろう)と島田開(しまだ かい)との
棋匠戦などと同様に、勝負の裏側にある
違った面を描いていていて、これまた惹きつけられました。

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島田八段の言葉を借りて、語らせていますが説得力ありますね。

己の限界に挑戦し続けてきた者のみが知り得る境地とでもいうのでしょうか。。

挑戦し続けるということは、
同時に何度も己の弱点に気づき、そして修正を試みること。

これは誰もができることではなく、
常人ならば途中退場してしまうことでしょう。

しかし、土橋は決して折れずに淡淡と挑み続けます。

そしてそれは負けた後でも同じこと。

夢見るのではなく、ひたすらに勝つその日を信じ
全力で自分の将棋を打つのです

敗者となった土橋九段には寡黙に淡淡とやるべき事を積み上げていくと言う、
まるで高倉健さんの様な格好良さがあり、憧れを抱きます。

自分もこんな風に挑戦し続けたいと・・・。

3月のライオン【93話】「bug」

3月のライオン【93話】では、
勝負の邪魔に入った虫(bug)を駆逐した宗谷の立ち居振る舞いに、将棋と対戦車に敬意を持って臨んでいることがわかります。

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これも、また恰好良いですよね!

宗谷名人が土橋九段の集中力に変調をきたさない様にと
気遣って、
二人の対局の場に飛び込んだ小さな虫を、そっと扇子で外に逃がします。

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その様子を見た島田が嫉妬した自分の気持ちを
心の中で「墓場まで持っていく」とつぶやきます。

自分もあんな風に「名人戦」という勝負の場に臨みたい。

そんな気持ちからだったのでしょうか。

3月のライオン【94話】「家族③」

3月のライオン【94話】で、雷同が土橋を評して「華が無い」と言いますが、
これは最高の”褒め言葉”として土橋を評したものです。

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雷同によって、運やツキなどあてにせずここ(名人戦)までやってきた
土橋の努力の凄まじさが語られます。

こういう地道な努力を続けられる人間こそが、
真の勝利者足りえる条件なのかもしれません。

そして、やはり羽海野先生の描く女の子は繊細です。

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と、いうわけで9巻は、土橋健司九段を支えてきた両親の深い愛情を描き
「家族」で締めくくりました。

10巻ではとんでもない「家族」の形が描かれます。

乞うご期待!