3月のライオン ネタバレ 122話(画像)

今回は、「3月のライオン」ネタバレ 122話「ぼんぼりの灯る道②」(画像あり)をお送りします。

「3月のライオン」の第122話は、2016/05/13発売のヤングアニマルの09号に掲載されています。

 

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第122話は、「ぼんぼりの灯る道②」

表紙はビールのジョッキを持って、蓮の花の上を飛んでいる
スミスと横溝の2人。

と、かなりシュール・・・

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▼「3月のライオン」122話ネタバレ

122話「ぼんぼりの灯る道②」

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中将棋会館へと向かうスミスと横溝の2人は、
あまりの暑さに溶けそうでした。

千駄ヶ谷で行なわれるB級2組順位戦第2局に向けて
炎天下の中を歩いていたのです。

 

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なんと二人はまだ朝だというのに、
終わったらビアホールに行き飲もうと考えています。

その際には零も誘って、
なんとかあかりの近況を聞き出そうと考えていました。

 

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そんなことを話していると、
突然太陽を雲が覆い隠し始めます。

不気味だけど愛すべき滑川登場!

【90話】に登場した「死神と呼ばれた男」滑川臨也七段

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ぽっぽっぽー♪という歌が聞こえるのでそちらを見ると・・・

今日の零の対戦相手の滑川が、
集まったカラスにエサをやっているじゃないですか!

ハトじゃないところが、なんとも不気味~

 

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その光景を見た二人は、
さっきまでの空気が凍りついた様に無表情になってしまい、
近くの鳩森神社へ参りに寄るとこにします。

その気も解かりますよ~(くわばら__

 

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今日の零の対戦相手が滑川では、
おそらく対局時間も長引くだろうなと判断します。

そして今夜は零を誘わないで二人でビアホールに行くことに決めますが、・・・
空模様は一転してカミナリの音と共に雨が降り出していましたとさ_

 

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零が隣で対局するスミスと挨拶して話しているとそこに・・・
滑川が姿を見せ初対面の挨拶もそこそこ、対局が始まります。

 

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零は滑川臨也七段との対局に備え、かなり研究をしていました。

そして、その8割が振り飛車であることも分かっていました。

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ところが!実際に滑川七段が打ってきた手は、
いきなりの角交換からの「筋違い角」
だったのです!

※(角を初期配置の筋と別の筋に打ったり、
角交換後の角を活用する時に、筋違いの位置に打つ戦法などを指します。)

さあどうする?零

 

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今までに筋違い角の棋譜は見たことがあったものの、
読みは見事にハズレてしまいました。

零が顔を上げると、そこにはじっとこちらの表情をみつめる
滑川の顔がありました。

ブルブルっ!(寒っ

 

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零は以前に、横溝からその行為は話に聞いていたので、
気持ちを落ち着ける為に席を立ち、誰も居ない廊下に向かいます。

そう、落ち着け!零っ

 

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スミスは、今まさに滑川と対戦している零の気持ちはどんなだろうかと、考えています。

「_もし忘れられないような負け方をしたとしたら、
お前の記憶にも傷がつくのか?」
と・・・

 

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廊下でじっと雨の音を聞いたことで、零に何かしらの心境変化があったのでしょうか?

そのまま対局に戻って、すました顔で「相筋違い角」の手を打ったのでした。

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 零のすました顔を見たスミスは腹を立てて、
「負けて苦手意識とか植えつけられちゃえ」と思うのでしたが・・・

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_思いながらもそこから見事立ち直って、そのノウハウを自分と横溝に伝授してほしいと、心の中で叫んでいたのでした。

 ここで【次回につづく】となりました。

 

「3月のライオン の第122話」より詳しく知りたい方は
コミックスでどうぞ!

ヤングアニマルNo.9(2016年)に掲載

※立読みもできますよ

 ▼「3月のライオン」122話「ぼんぼりの灯る道②」感想

今回もまた、”愛すべき不気味キャラ”の滑川さんで、
なり笑わせてくれましたね。

「ぽっぽっぽ~ハトぽっぽ~・・・」と口ずさんでいる
滑川さんの周りにいるのが、鳩じゃなくってカラスっていうのが、
不気味オーラ全開でした。

筆者はコーヒー飲みながら読んでたんですが、
思わず吹いててしまいました。(笑

どーしてくれるんだよ~

 

それにしても滑川七段が登場すると、天気まで崩れてしまうなんて
どこまで不吉感を漂わせているんでしょうか。

滑川さんを見つけてしまった、スミスと横溝さん

前回の対戦では、相当に苦手意識を植え付けられてしまった様です。

このくだりは、「3月のライオン」9巻【90話】「死神と呼ばれた男」に掲載されています。


今回も笑わせてもらいましたね。

 

とりあえず零は滑川に正面から顔を覗き込まれて大丈夫そうな感じでしたね。

顔を覗き込むこと自体は特に反則ではないでしょうけれど、

なんとかして耐性を付けておかないと、滑川七段と対局するたびに冷静でいられなくなり、負けてしまうパターンに陥ってしまいます。

そうなれば、落とすことの出来ない対局においては致命的ですよね。

 

読者としては、滑川さんと絡んで狼狽するスミスと横溝さんは面白 く、こうした笑いの回は、また見たいと思います(笑

 

滑川7段の「筋違い角」に真っ向勝負を挑んでいった零ですが、
次回どう展開していくんでしょう?

どういう結果が待っているのか楽しみですね。

 

ちなみに次週掲載に関しては、次号予告に載ってませんでした。

2016/05/27発売のヤングアニマル10号の「3月のライオン」は、
おそらく休載になるんじゃないかと思われますが、どうなんでしょうか?

「3月のライオン~灼熱の時代~」は掲載されるので、ひとまずそちらを楽しんでおくとして、羽海野先生の復調を願ってやみません。

 

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3月のライオン 二海堂のモデル村山聖が甦る!

「3月のライオン」で桐山零の終生のライバル・二海堂晴信のモデルと言われる
故・村山聖9段が、この秋映画となって甦ります!

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村山聖-2

「3月のライオン」だけでなく「聖の青春」の映画化は、
昭和から平成と時代は変われども、
根強い将棋ファンにとっては嬉しい追い風になるのではないでしょうか。

▼「3月のライオン」だけじゃない将棋映画「聖の青春」

「聖の青春」は、難病と闘った棋士・村山聖で、
羽生善治と並び称された将棋の天才の短すぎる人生を【映画化】したもの。

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映画「聖の青春」

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1993年2月9・10日 第42期王将戦 7番勝負第3局

谷川王将VS村山六段

主演・松山ケンイチさんが、役作りで過酷な増量計画を行い、
実在の天才棋士・村山聖を熱演します!

「松山ケンイチ 激太り!」で検索されている理由はココにあったんですね。

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ハンパなく、太ってます!!!

相変わらず”体張った演技”ですが、
命を賭けて将棋を指した村山聖棋士を演じるには
相当の覚悟が要るんだと思います。

▼「3月のライオン」につながる古くて最先端の将棋

将棋は起源前200年~300年にインドで生まれたと言われます。

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チャトランガ(盤は8×8マスで、駒は各々5種8枚)

その後、 東南アジア-中国を経て
奈良時代の遺唐使が持ち帰ったとされます。

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シャンチー(中国)

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チャンギ(朝鮮半島)

平安時代の十一世紀初めには貴族 の間で将棋が遊ばれ、
現在のような型になったのは十六世紀後半以降のようです。

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平安将棋(大将棋)

江戸時代に入ると、幕府には将棋所が設けられ、
八代将軍吉宗の頃から盛んに遊ばれました。

江戸時代の将棋の伝統は、現在の日本将棋の隆盛へとつながっ ているのです。

※昭和五十年より、十一月十七日を 「将棋の日」と制定(社:日本将棋連盟)

現在の将棋版と駒はいわずものがなですよね。

棋戦はザックリと、

「竜王戦」「名人戦」「王位戦」「王座戦」「棋王戦」「王将戦」「棋聖戦」

7つのタイトルがあります。

タイトルの順列は

竜王 ≧ 名人 ≫ 王位 ≧ 王座 ≧ 棋王 ≧ 王将 ≧ 棋聖

となっています。

非常にゲスな話なんですが、気になる賞金額(推定)は、

竜王戦 ・・・ 4200万円
名人戦 ・・・ 2000万円
王位戦 ・・・ 1000万円
王座戦 ・・・ 800万円
棋王戦 ・・・ 600万円
王将戦 ・・・ 300万円
棋聖戦 ・・・ 300万円

と、まあこんな感じでしょうか?

さて、”新しい”ところでは「電脳戦」ってのがあります。

「第1期電王戦」は2016年4月9日(土)・4月10日(日)。

ニコ動でおなじみのドワンゴと、日本将棋連盟の主催です。

今年の対戦カードは、「第1期叡王戦優勝」の山崎隆之叡王 PONANZAです。

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叡王戦を制した山崎 隆之八段は森 信雄門下で

「聖の青春」の主人公となった、故・村山 聖九段の弟弟子です。

PONANZAは第3回将棋電王トーナメント優勝の最強の将棋AIと言えます。

人間対人間の真剣勝負である名人戦と並び、
「コンピュータVSプロ棋士」の熱い戦いは、将棋ファン注目の一戦です。

サイトはこちらhttp://denou.jp/2016/

山崎 隆之八段は、居飛車党で定跡よりも新しい将棋を好む気鋭の棋士なので、
PONANZA相手にどんな戦いを見せてくれるか注目していました。

結果は、第1局、第2局ともPONANZAの勝利でした。

詳細または棋譜を知りたい方はhttp://denou.jp/2016/でご確認ください。

▼「3月のライオン」に見る、将棋は果たしてブームなのか?

2013年の「レジャー白書」によると、
15歳以上の将棋参加人口は、2009年の1270万人に対し、
670万人に激減したと言われています

人口減少の理由として、2008年のリーマンショックによる協賛金の減少と、
レジャーの多様化があると考えられています。

しかし、2011年「レジャー白書」は、
インターネット調査に変更されて1200万人という調査結果もあるので
本当のところはどうなってるんだろう?と思ってしまいます。

▼「3月のライオン」以外にもある、将棋映画

1991年公開の日本映画で『王手』(おうて)と言う映画がありました。

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主演:赤井英和(演-飛田歩)で、
大阪を舞台に将棋の世界に生きる“真剣師”を描いた異色作品。

ストーリーは、大阪・新世界に住む真剣師の飛田と、
幼なじみでプロの名人を目指す香山の前に、
老真剣師・三田村が現れます。

飛田は老いた三田村にまったく歯が立たなかった。
やがて、名人戦に出場した飛田はなんとか勝ち進み、
再び三田村と相対する。というモノ。

「どついたるねん」「鉄拳」の
阪本順治監督がメガホンを取った映画なので、
なんか雰囲気わかりますよね。

以来、将棋を題材に扱った映画はあまり聞きません。

しかし、ここにきて「3月のライオン」
そして「聖の青春」と立て続けの将棋映画は
将棋ファンにとっては嬉しくもあり、

「”ねくら”じゃね?」「わっ、マジ解かんね~w」「超ムズ!」

と敬遠していた向きにも、
少しは理解して貰える”追い風”になるのではないかと思います。

そう、言っておきますが、
「3月のライオン」も「聖の青春」も
将棋がわからなくても全然OKの映画
ですから。

それどころか、感動のあまりに涙腺崩壊も請け負います!

自分に自信がない人や、
最近、自分が何を目指していたのか迷い始めてしまった人。

人間関係に問題を抱えている人達にオススメです!

今、3月のライオン ネタバレ 9巻 ガチ涙腺崩壊です。

今、3月のライオン ネタバレ 9巻 ガチ涙腺崩壊です。
なぜかというと、メッチャ人間ってイイな~って思わせてくれるからです。

だから、3月のライオン ネタバレ 9巻 は将棋をまったく知らない人たちからも絶賛されています。

本当に、羽海野先生は将棋を知らなくても両若男女誰の心にも響く
「手塚賞」を受賞されたのは伊達じゃない、さすがな描き方をされています。

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この記事も、3月のライオン【9巻】について語っていこうかと思いますが、
ザックリまとめてしまいますと、
ヒナちゃんのいじめ問題が収束に向かいつつあり、
さらに前進していこうと前を向き始める様子が丁寧に描かれていました。

3月のライオン【84話】「夏休み①」

3月のライオン【84話】では、
いじめの首謀者の高城への学年主任の対応について描かれます。

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学年主任は教育者として
真っ向から向き合って、
高城の自身に本人の言葉で回答を出させようとしていました。

いじめにおいては、
加害者本人が全く罪の意識を持たないのでは意味がありませんよね。

学年主任は一方的に届かない言葉を押し付けようとはしませんでした。
むしろ高城が自分自身を見直すきっかけになればという気持ちだったのでしょう。

このあたりは、現実のいじめ対応でも問題解決のよりどころになると思いました。

哀しいことに、中々そうはならないですが・・・

3月のライオン【85話】「夏休み②」

3月のライオン【85話】では
ヒナちゃんは、零くんがなぜ将棋の道を選んだのか聞きます。

ヒナちゃん自身にも、これから先の進路と”やりたい事”について
思うところが生まれてきたからです。

零くんが両親と妹を事故で亡くし、
将棋が好きだった父親の親友に引き取られ

「将棋の子」になった回想
がシーンが少しあります。

零くんは、ヒナちゃんの気持ちを紛らわそうと、
自分が学校内で唯一心を許せる居場所の

将科部の夏のイベント
に招待しました。

大がかりな「流しそうめん」を作った野口先輩
先生と間違えられるというお約束があります。

1年の時の担任の林田先生
後からモモと一緒に来たあかりを見て一目ぼれしてしまいます。

それにしても零くんって、こういう行動的なところもあるんだけど、
やっぱり多少ズレているところが良い味を出してますね。

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楽しそうな零君や、温かい将科部メンバーや顧問達との触れ合いで

ヒナちゃんはこの学校を受験したいと思い立ちます。

元気がなかった彼女が少しずつ笑顔を見せるようになり、
前を向こうとした瞬間です。

本当の意味で立ち直るきっかけは、
これだったのではないだろうかと思わせる
お菓子作りに精を込めようと気合の入ったヒナちゃん。

3月のライオン【86話】「あたらしい年」

3月のライオン【86話】では、
ヒナちゃんは、大分遅れて受験勉強に取りかかることになります。

ヒナちゃんの勉強を見てあげる零君ですが
二人だけの時間を過ごしても、
お年ごろなのに、何も起こらないのもホッコリするところ。

あかねさんのお夜食(甘やかしうどん)も本当に美味しそうですが
なによりも一番印象に残ったのが

ヒナちゃんが真剣にお金の問題と向き合っていた事です。

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ヒナが通いたいと決意したのは私立高校なので
公立高校と比べたら経済的負担は大きいはずです。

じいちゃんの相米二(そめじ)は、
ヒナの悩みをちゃんと受け止めてくれます。

これにはグッときました。

これまで頑張ってきたヒナちゃんのことをちゃんと見て
認めているんですね。

じいちゃんは、この子なら大丈夫だと信じ
決断をしたのだと思います。

学生でも親に金出してもらって学校とか行けてる人は
ちょっとは考えて欲しいですよね。

3月のライオン【87話】「経る時」

3月のライオン【87話】では、

おじいちゃんの相米二(そめじ)の心境
を描いてます。

70~75歳位ではないかと思われるヒナのおじいちゃん。

そりゃあずっと立ち仕事な上、
イベントであんな無理しちゃ身体に障ることでしょう。。

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孫想いで暖かくて、それでいて厳しいが、本当に良い人だよなぁ。

そして、年齢を感じさせないこの覚悟!

見習いたいです。

“3月のライオン”がただの薄っぺらな漫画では無いのは
こうしたキャラクターの存在があるからと言っても過言ではないでしょう。

ヒナちゃんは
プレッシャーのせいでしょうか?
熱を出し寝込んでしまいましたね。

幼馴染で淡い思いも感じていた高橋くんが
野球に打ち込む為に四国に行ってしまうことも原因?

零くん、口を滑らせて後悔します。

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恐らくこれがヒナちゃんにとっての初恋で、
初めての失恋
だったのではないでしょうか。

なんとも甘酸っぱ~い。

そして、自分の傍にいた人たちが居なくなってしまったことを振り返ります。

そして零くんがヒナの看病を・・・
あぶない?ことは何もないですね。

そして、受験結果は・・・。

3月のライオン【88話】「春が来る」

3月のライオン【88話】はドキドキしましたが、

ヒナちゃん見事合格
でした!

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いやぁ、ヒナちゃんの嬉しそうな表情が良いですね。

87話で少し気になる展開になってきましたが、

もうすでに川本家の人たちにとっては零くんは「家族」。

そして、零くんはヒナの勉強を見てあげながらもシッカリとB2へ昇級!

自分のしたことは間違っていないと、不安な気持ちの中でも

「自分の心の舵」
を離さなかったヒナちゃんの中に、自分に無い光を見つけたのです。

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「僕の一部分は 間違いなく あの日 彼女に作ってもらった」

家を出てから久し振りに義父に会います。

降級を免れた零の師匠で義父の幸田。

「前回の続きができるかもしれないな」

「はい お父さん」と答える零

ふたりの影が寄り添い歩いている後姿がありました。

ここでも「家族」を考えさせる展開でした

3月のライオン【89話】「三日月町の子」

3月のライオン【89話】は、
高橋君が高知に発つ前にと、零はヒナをもんじゃに誘います。

もうすぐいなくなる高橋君への思いは切ないです。
行ってほしくないが、高橋君が進むと決めた道。

何度も泣きそうになって息を止めたひなちゃん。

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そして、春まつりの日が訪れます。

「三日月堂」の出店の屋台の準備も万端です。

神社の鳥居の下の階段には、
いつも高橋君が練習の帰りに買い食いをしていました。

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そんな光景を思い出し、ヒナちゃんはまた切なくなるのでした。

「でも見送りには行かない。」

「私もここで頑張るよ、高橋君。」
そう、君たちは「三日月町の子」なんだから・・・

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翌日、ヒナちゃんが髪を切ると言いだしました。

子供だった自分に別れを告げる「伝説の儀式(?)」

ところが、カットに失敗!

こけしの様なヘアスタイルに。

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「もう外でない!」
と引きこもり宣言するヒナちゃん。

3月のライオン【90話】「死神と呼ばれた男」

3月のライオン【90話】は、
ヒナちゃん回からまた零君の将棋モードに話が戻ります。

横溝さんのいかにも落ち込んでいる姿から・・・。

滑川臨也七段は、文字通りの意味で死神でしたが、・・・

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でもこの人のインタビュー記事を読んで「誤解」され易いだけなんだと判りました。

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零からそれを教えて貰った先輩棋士のスミスと横溝さん

「こんど吞みに誘ってみっか」

「でも、こえ~よ」

自分がこういった人の気持ちがわかる気がして・・・
わたしもきっと人間が好きなんでしょう。

3月のライオン【91話】「家族①」

3月のライオン【91話】は、今度は別の「家族」の話の導入部です。


人知れずひたすらに努力をして来た棋士・土橋健司九段と
それを陰で支えて来た家族。

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土橋健司九段は第70期名人戦の挑戦者となり宗谷冬司との対局に臨みます。

それから、もう一方のメインの「家族」の話です。

あかりの言葉を借りると零くんは「家族」なのだそうです。

叔母の美咲は「恋なんてもろいもの」に戻すには至難だと・・・

零くん、どうする?

3月のライオン【92話】「家族②」

3月のライオン【92話】では、新幹線で福岡に向かう車中の土橋九段の姿。

まるで映画のイントロのワンカットの様です。

島田八段をしても「努力の人」だと言わしめるほどの努力家・土橋健司九段。

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土橋九段は、飛行機を使わないんですね~
読んでいる人にはわかると思いますが、ここにも理由(わけ)があるんですよ。

「飛行機が苦手」と思っている人もいるみたいですが・・・

隈倉健吾(くまくら けんご)と宗谷の名人戦や
柳原朔太郎(やなぎはら さくたろう)と島田開(しまだ かい)との
棋匠戦などと同様に、勝負の裏側にある
違った面を描いていていて、これまた惹きつけられました。

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島田八段の言葉を借りて、語らせていますが説得力ありますね。

己の限界に挑戦し続けてきた者のみが知り得る境地とでもいうのでしょうか。。

挑戦し続けるということは、
同時に何度も己の弱点に気づき、そして修正を試みること。

これは誰もができることではなく、
常人ならば途中退場してしまうことでしょう。

しかし、土橋は決して折れずに淡淡と挑み続けます。

そしてそれは負けた後でも同じこと。

夢見るのではなく、ひたすらに勝つその日を信じ
全力で自分の将棋を打つのです

敗者となった土橋九段には寡黙に淡淡とやるべき事を積み上げていくと言う、
まるで高倉健さんの様な格好良さがあり、憧れを抱きます。

自分もこんな風に挑戦し続けたいと・・・。

3月のライオン【93話】「bug」

3月のライオン【93話】では、
勝負の邪魔に入った虫(bug)を駆逐した宗谷の立ち居振る舞いに、将棋と対戦車に敬意を持って臨んでいることがわかります。

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これも、また恰好良いですよね!

宗谷名人が土橋九段の集中力に変調をきたさない様にと
気遣って、
二人の対局の場に飛び込んだ小さな虫を、そっと扇子で外に逃がします。

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その様子を見た島田が嫉妬した自分の気持ちを
心の中で「墓場まで持っていく」とつぶやきます。

自分もあんな風に「名人戦」という勝負の場に臨みたい。

そんな気持ちからだったのでしょうか。

3月のライオン【94話】「家族③」

3月のライオン【94話】で、雷同が土橋を評して「華が無い」と言いますが、
これは最高の”褒め言葉”として土橋を評したものです。

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雷同によって、運やツキなどあてにせずここ(名人戦)までやってきた
土橋の努力の凄まじさが語られます。

こういう地道な努力を続けられる人間こそが、
真の勝利者足りえる条件なのかもしれません。

そして、やはり羽海野先生の描く女の子は繊細です。

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と、いうわけで9巻は、土橋健司九段を支えてきた両親の深い愛情を描き
「家族」で締めくくりました。

10巻ではとんでもない「家族」の形が描かれます。

乞うご期待!

3月のライオン ネタバレ 9巻は家族愛と人間愛に溢れている

3月のライオンのネタバレを9巻の各チャプターごとにたっぷりと書き綴りますので満喫してください。

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今回は川本家だけでなく、
棋士の家族の支えや人間愛などが
将棋盤の上での熾烈な戦いの陰にあることが描かれています。

各回とも内容が濃くて、また思わずジンと来てしまいます。

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【3月のライオン9巻後編】


90話「死神と呼ばれた男」
91話「家族」①
92話「家族」②
93話「bug」
94話「家族」③

3月のライオン90話「死神と呼ばれた男」

いつもは飄々と解説をこなす、
大盤解説の横溝が落ち込んでいる。

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会長から「降級」とあだ名されたことに加え
大盤会場来ていたアイツのせいだという。

アイツとは「死神」とあだ名される

滑川臨也(なめかわいざや)七段
のことだ。

 

横溝は順位戦最終局でこの滑川と対局。

崖っぷちでこの死神に巻き取られる様にして滑落したのだ。

死神は見事、横溝を道連れにして2人とも降級。

滑川は対局中、気が付くとこっちの顔を覗き込んでるんだ。

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何度も何度も、じーっと。

普段は掴みどころのない、フワフワした将棋を打つクセに
相手の命運がかかった一局にはなぜか
神がかった力を発揮する。

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誰かの「ここ一番」という十字路にはなぜかいつも立っていて
「望み」とは逆方向にキッチリと連れて行ってくれる

縁起悪いにも程がある
いい仕事しすぎだろう あの疫病神!!
オールバックに黒スーツ
おまけに実家「葬儀屋」て・・・

しかも顔が不吉過ぎて長男なのに継がせて貰えなかったって・・・
そして数日後、「将棋世界」を読む桐山の姿が。

そこには「死神と呼ばれた男 喪服の棋士 滑川臨也七段」の特集記事が。

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「きっと僕 人間が大好きなんです」

実家が町の小さな葬儀屋で 学生の頃から
そして 今も時々手伝っているのですが

もう動かない柩の中にいる人達を見る度に
人間「生きて動けるうちに」
精一杯いろんな事 味合わないといけないんだなって・・・

――だから私は将棋を心から愛しています

「生きている」という事を
こんなにも実感できるものを 私は他に知りません
「――対局中に相手の顔をよく覗き込まれますが
あれはどういった理由から?」との質問に

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「対局というのは命のやり取りに近いものです」

「運命がかかった一局ならなおのこと」

「何も取り繕うことの出来ない極限で」

「あるがままの姿を見せてくれる対局相手を
心から愛しく思ってしまうからです」
「――どうも誤解を受け易い様にお見受けしますが
その点については?」

「――僕 勝手なんで」
「自分さえ満足ならそれでいいんです」
「僕のほうから好きなのであれば それで充分幸せです」

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それを聞かされたスミスと横溝は

「こえーよ その考え方」とか
「笑顔がホラーだってば」とか色々悪態をついたものの

「今度、飲みに誘ってみっか・・・」

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3月のライオン91話「家族」①

福岡での宗谷名人とのタイトル戦を控えた
土橋健司九段とその家族の姿があった。

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土橋はいつも変わらない。
家族もまた、見守ることしかできない。

宗谷との対局は小学生以来で数えようがないほどになる。

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一方、ひなの始業式の朝。

切り過ぎた髪の毛を気にして一歩も家を出なかったひなだったが、
迎えに来た零とようやく家を出た。

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桐山零はもう川本家にとって”家族”という立ち位置なのかもしれない。

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3月のライオン92話「家族」②

飛行機での移動を嫌う土橋健司九段の姿があった。

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土橋は、子供連れの母親を見て小学生のころを思い出した。

母と二人であちこちの将棋大会に出かけた。
70回名人戦会場の宗谷名人と土橋健司九段の姿。

1局目は土橋の白星で迎えた福岡での2局目。

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「居飛車」ではなく、まさかの「中飛車」での勝利だった。

島田八段をして”努力の人”と言わしめる土橋は
どこまでも深く潜り徹底的にあらゆる場面を想定した研究に裏付けられた将棋だ。

そして、いつもロボットかと思う位に
同じ行動を曲げることが無い。

そして二局初日は、宗谷先手番で始まった。

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3月のライオン93話「bug」

誰もがこの対局は尋常じゃない、長くなると踏んだ。

その通り、対局2日目、一三時間が経過した。

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土橋九段の長考

おもむろに宗谷が席を立った

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なんとそれは、土橋の思考を妨げない様
畳みに止まった虫が視界に入らない様にする為だったのだ

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土橋のために、いや2人の対局のために・・・

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みっともなく妬んだ事は墓まで持っていくと
飲み込んだ島田がいた。

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3月のライオン94話「家族」③

名人戦七局2日目、一五八手目投了の土橋

長い戦いの幕が下りた。

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土橋の家では戦いを見守って来た両親の姿があった。

息子の負ける姿はこれまでも見てきたが
今回ほど見ていて辛い事は無い

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テレビも見ず出かけもせず、
眠るとき以外は食事中も風呂に入っていても
すべて将棋に費やしてきた。

これ以上削れるものがあるというのだろうか?

息子はこれ以上何をどう頑張ったらいいのだろうか?

健司が子供の頃は、この道がどこまで続くかなんて
考えたことも無かった。

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なんて声をかけたら良いのだろう・・・

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そこへ、いつもと変わらない土橋が沢山の土産を持って帰宅する。
土橋は宗谷と一緒に、このどこまで行っても奥の深い
将棋というものを研究するという

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いつもと変わらない土橋健司がそこにいた。

 

場面は変わって、藤本雷同棋竜の歯に衣着せぬ解説。

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最初は「華が無い」「運が無い」「ツキがない」と土橋を語っていたが、

それは、運やツキを必要とせずここまで来た土橋健司九段を称えるものだった。

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そして、棋士は家族の支えがあって過酷な勝負の世界を泳ぐことが出来るのだという締めくくりのチャートでした。

3月のライオン ネタバレ 9巻をたっぷり満喫

3月のライオンネタバレ9巻の各チャプターごとにたっぷりと書き綴りますので満喫してください。

各回とも内容が濃くて、また思わずジンと来てしまいますよ。

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【3月のライオン9巻前編】


84話「夏休み」①
85話「夏休み」②
86話「新しい年」
87話「経る時」
88話「春が来る」
89話「三月町の子」

3月のライオン84話「夏休み」①

三日月町祭りも終わり
祖父の川本相米二(かわもと そめじ)の
和菓子屋・三日月堂の手伝いをしていた
あかりとひなに来年も出店しようかという相米二。

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一方、ひなの中学校ではクラスの担任が変わろうとしていたが、
いじめ問題は一向に解決の兆しが見えないでいた。
いじめをしていたグループのリーダー格の高木自身、
自分を見失っているのかもしれない。

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3月のライオン85話「夏休み」②

ひなは、祖父の店を手伝う中で、
なんとなく自分のやりたい事が見つかった気がしていた。
早くから自分自身の生き方を決めて生きてきた零と自分を対比させると
それはまだ確かなものだとは言い切れないでいた。

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そんな折、ひなは、零の通う高校に誘われる。
放課後将棋科学部(部員の足りない将棋部と科学部が一緒位になった)の
自由研究で「流しそうめん」をやるというのだ。

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居たのは顧問の林田高志(はやしだ たかし)先生と
将科部の野口英作(のぐち えいさく)らいつもの面々。

そこに零がひなとあかり、モモを連れてきた。

林田は一目であかりに見惚れてしまう。
野口は先生と間違えられるという”お約束”の展開。

楽しいひと時を過ごした川本姉妹。
ひなは、
「こんな楽しそうな高校もあるんだなぁ・・・」
あかり「この高校受けてみれば」

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3月のライオン86話「新しい年」

年が明け、私立駒橋高校を第1志望校に
受験勉強をするひながいた。

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零はことの他喜んで「学習プラン」を持って来た。
受験勉強をするひなと、勉強を教える零の2人。

あかりが、夜食におうどん(甘やかしうどん)を持ってきてくれた。
生前のあかりたちの母親が良く作ってくれたのを思い出した。

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ひなは考えていた、「ただ、行きたいって気持ちだけで」
零と同じ私立高校に進学したいという
”わがまま”を言っていいものだろうかと。

祖父の手伝いをして、わかったこと。
いったいどれくらいのお菓子を作って売って、
どれくらいが手元に残っているのだろうか?

自分が私立に行くとなったら・・・

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しかし、祖父の相米二は「行きなさい」と背中を押してくれた。
店の手伝いをしたひなが、原価計算までをして
どれだけ菓子を作って売ったら・・・とまで考え、
そこに気付いたことは立派だ。

「楽しそうだから」
理由はそれで良いじゃないか
それよりも偏差値が高いけど大丈夫なのか?

「頑張って勉強してあの高校に通うんだ」
そう決意を固めたひなでした。

3月のライオン87話「経る時」

孫娘たちのために、健康でいなければと
かかりつけの医者に診てもらう相米二の姿があった。

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ひなの同級生で、ひなが秘かに思いを寄せていた
高橋君が四国の高校に進学する。

それを知ったひなの心にはチクッと・・・

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ちほちゃんの岩手も遠い。

お母さんも、おばあちゃんも

お父さんも

当たり前の明日がやって来て
当たり前に会えると思っていた・・・

――そしてビックリするんだ

いつも こんなふうに
受験前日にひなは熱を出して寝込んでしまった。

その日も、翌日も優しく見守る零の姿があった。
遠くにいってしまうものばかりじゃない

消えていくものばかりじゃない

それを絶対に忘れては いけないんだ

そう胸にしまい、受験会場に向かうひなの姿があった。

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3月のライオン88話「春が来る」

めでたく合格したひなと川本家の面々に零。

御馳走とみんなに囲まれ、ひと時は、いじめのことも忘れて幸せそうなひな。

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零も受験勉強を見てやりながらも、
将棋で下手な成績を残せばひなが自分を責めると判っていたから頑張った。

今期の順位戦は8連勝でB2へ昇級も目前だ。

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零はあの時誓ったのだ。

「自分のしたことは間違っていない」と

不安でいっぱいの中でも
決して自分の心の舵を
しっかり握って離さない彼女に
僕は 自分の中に無かった光を見つけた

――そうだ
僕の一部は 間違いなく
あの日 彼女につくってもらったんだ

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最後のリーグ戦。

義父はギリギリ降級を免れ、

「前回の続きができるかもな 零」

そう声をかけた。

「はい お父さん」

2人並ぶ影があった。

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3月のライオン89話「三月町の子」

零が、高橋君が高地に発つ前に、
みんなでもんじゃに行こうと、ひなを誘った。

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早く自分もプロの道に進みたいという高橋君。

この「三日月町」から高橋君が居なくなる。

でも「私たちは三日月町の子だ」
「それだけは絶対に どこに行っても変わらない」

涙が出そうなのをこらえるひながいた。

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そして「桜まつり」の春が訪れ。

神社の前に出店を構えるひなとあかり。

「高橋君 わたしもここで頑張る」

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明けて、ひながいままで長くのばしていた髪を切った。

しかし、失敗したと落ち込んでいる。

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【3月のライオン9巻後編】に続きます。

9巻後編は以下の通りです。
90話「死神と呼ばれた男」
91話「家族」①
92話「家族」②
93話「bug」
94話「家族」③